丸紅から早期に退職しないとヤバい7大理由~丸紅からコンサル転職志望者急増中!

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総合商社万年5位の異名をとる、丸紅。配属先を選べず、担当業界が固定化し、膨大な社内調整を強いられ、なんといっても長年居すぎると社外価値がつかないことへの問題意識から、多くの若手人材が「30後半で手遅れ」になる前に、丸紅から転職しています。しかしそんな丸紅でも向いていて、幸せな人も存在します。その特徴を論じます。

総合商社、永遠の第5位丸紅から、流出するヒトしないヒト

1.専門性が身につかない~身につく特技は社内調整?

これは総合商社退職者が異口同音に嘆く理由ですが、総合商社特有の社内調整業務の多さに嫌気がさして退職する人が続出です。

恐ろしく多い社内検討用資料、不要と思われる社内調整資料の多さに、「実際に価値を実感できる仕事をしていないし、社外に出て通用するスキルが身につくとは思えない」との問題意識から、まだ転出できる年齢の若手が大挙して転職しています。

2.配属リスク~40年同じ業務に携わる恐ろしさ

これも総合商社特有のリスクですが、一度配属されるとひたすら、その畑で働き続けることになります。営業をしたい人が管理部に投入されたり、営業だけは向いていないと思っている人が営業に放り込まれたり。

何より、自分が関心を抱いておらず、また未来も先細る業界・ポジションに配属されたときは、モティベーションがリミットロー(極限まで低い)状態で超長期間、同じ業界に縛られる可能性が高いです。

3.消費者向けのビジネスがなく、B to B中心で退屈?

伊藤忠を勝手にライバル視している丸紅ですが、伊藤忠はすでに財閥系の一角を追い越すまでになりました。

ライバル(視している)伊藤忠がコンシューマー向けビジネスで総合商社最強の地位を確立しているのに対し、丸紅はB to B、中でも将来消えゆく電源ビジネスが稼ぎ頭で、不安が残ります。

4.長年いる人材のレベルが低い?

頑張っても頑張らなくても皆、1000万、1500万と給料が上がっていき、社会的付加価値が疑わしい内向き調整作業を長年行う丸紅。

それに慣れてしまうにつれ、人材の市場価値が下がっていくことに懸念を強める退職組が続出です。

5.財務体質が弱く、リスクも取れず、何事も遅い

主要総合商社の中で最もバランスシートが弱く、結果的に攻めの大型投資は他社に比べて慎重で、認可も非常に時間がかかります。

上位商社に比べ、大きなチャレンジを機動的に行えないのはひとえに財務体質の弱さにあると、嘆く声も多く聞かれます。

6.企業が成長している実感がない

これが最大級の問題ですが、なんといっても会社自体が成長しておらず、今後も急成長を望める業態ではないので、「会社も社員も成長している実感がない」という問題意識が、成長志向の強い優秀な若手人材の流出に繋がっています。

7.流出しない人の理由はズバリ:仕事の内容に比べ、給料・ブランドが高い

そんな丸紅でも、悪いことばかりではありません。むしろ、人によっては、最高の企業足りえるのです。

丸紅は国内でのブランドは一定程度あり、頑張って働かなくても日系企業の中では高水準の1000万、1500万は誰でももらえるようになります。

したがって、好きな仕事の選択や、成果報酬、市場価値の向上にこだわりはなく、同じ配属先で安定的に1000万、1500万と年収が上がっていき、「社内調整のスペシャリスト」としてのキャリアを極めることが嫌でないタイプには、最高にフィットの高い職場ともいえるでしょう。

以上、総合商社5位の丸紅から、転職する人と残る人のポイントについて解説しました。丸紅や総合商社からの転職をお考えになる際に、ご参考いただければ幸いです。

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