富士フィルム転職前の7大ポイント~化学メーカートップの、富士山並みに高い給与!

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理系トップ学生の中で最も人気の高い企業の一つ、富士フィルム。画像処理分野での世界最高峰の技術力を他分野に転用し、写真フィルム分野の急速な消失を切り抜け、長期的に成長を果たしてきました。今ではメディカル分野での画像処理技術の転用に成功し、フットワーク軽く他分野への拡張とM&Aを繰り返すことでも知られています。しかし反面、日本の大企業特有の社内調整の多さや、希望が通らない人事、そして繰り返されるリストラに不信を抱き、転職を決意する人も。そんな富士フィルム転職の7大ポイントを解説いたします。

富士フィルム転職前の7大ポイント~化学メーカートップの、富士山並みに高い給与!

東大理系学生の中で常に人気の高い富士フィルム。国内化学メーカートップクラスの技術力と人材、給与水準を誇りますが、反面、日本の大企業病の3つの神器である✔社内調整の多さ・✔社内政治の多さ・✔変わらない経営陣という問題も指摘されています。

そんな富士フィルムから転職する人の転職志望理由と、富士フィルムへの転職・就職が向いている人の特徴を、7ポイントに纏めて解説します。

1.証明された、環境変化に耐えうる卓越した技術力

富士フィルムは写真フィルムの急速な陳腐化を、コア技術の他分野転用で乗り切り、増収増益を続けてきました。

今では本質的な画像処理技術をメディカル分野に転用し、ライフサイエンス分野のリーディング企業としても成長を続けています。

2.国内化学メーカー最高水準の給与水準

富士フィルムの平均年収はメーカーとしては異例の1000万円を超えており、30歳で800万弱の水準に達します。

これは投資銀行や総合商社、コンサルと比べれば低い水準ですが、メーカー間での比較であれば、給与の伸びは途中から大きく鈍化するとはいえ、業界トップクラスの水準となります。

また早期退職制度の積み増し金が手厚い事でも知られています。

3.優秀な人材と人を大切にするカルチャー

売り上げ規模に比べて採用人数は少なく、優秀な精鋭を集め、お互いを尊重する文化で知られています。

人当たりが良い社員が多く、そのことが社員満足度の高さの一員となっています。

4.海外志向と海外勤務の機会

当該分野でグローバルトッププレーヤーの一角を占めており、拠点も世界中に広がっています。

入社後3~5年で海外駐在できる機会も多く、海外展開に積極的な企業です。
(しかしながら、特段危険な地域への赴任でもない限り総合商社のように手厚い海外赴任手当はつきません)

5.多角化志向とM&Aへの軽いフットワーク

長期間メインビジネスであった写真フィルム事業の急速な消失を経験しているからか、事業の多角化の為のM&Aに積極的です。

ちなみに2020年代初頭からのCOVID19の世界的流行では、子会社の富士フィルム富山化学が持つ、アビガンが注目を集めました。

6.繰り返されるリストラ(転籍・子会社出向・早期退職etc)

日系メーカーの中で高い給与水準が可能なのは、その分、年配で給料が高いのにパフォーマンスが低い社員を実質リストラすることに慣れているためでもあります。

子会社への出向・転籍、早期退職制度などで、多くの社員が定年を前に会社を去ることになります。

7.膨大な社内調整

これは日本の大企業病の典型例ですが、承認を得なければならない事柄が多く、結果的に意思決定が遅くなり、就業時間のかなりの割合が、非生産的な社内調整のために奪われています

一部の職種を除きローテーション制で時に不本意な部門で数年を過ごす必要があることと合わせ、富士フィルムでの自分の成長速度と今後の伸びシロに不安を抱き、”他でも引く手あまたな優秀な若手社員”ほど、富士フィルムから転職する傾向が強いです。

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