
営業のプロを目指す人にとって最も人気の高い企業の一つ、セールスフォース。170億ドル規模の売上を誇る世界的大企業にして、2桁成長を続ける急成長企業です。長期的な成長が見込めるクラウド領域のリーディング企業であり、世界トップのSaaS企業でもあります。ビジネスモデルの特性上、顧客の売上向上へのコミットメントが強く、主体性・平等・相互サポートを重視するベイエリアカルチャーの下、カリスマ創業者マークベニオフ大好き人間が集まる、世界的”営業エリート”集団としても知られています。
セールスフォースへの転職前に知るべき7大ポイント~高収入営業エリート集団の実態とは
セールスフォースは、カリスマ創業者・マークベニオフ率いるSaaSトップ企業、クラウドサービスのリーディング企業で、顧客の売り上げ向上が自社の売り上げ向上に繋がるビジネスモデルです。
顧客の売り上げ向上を支援するカスタマーサクセス文化の強さで知られ、営業KPI必達カルチャーと市場成長もあいまり、170億ドルの売り上げ規模にして、毎年30%の売り上げ成長ペースで規模を拡大してきた、外資系IT企業の”若き巨人”です。
報酬の高さでも知られ、営業チームはセールス次第で給与は青天井。給与2000万超えの社員も沢山存在する、急成長好待遇企業としても知られています。
しかしそんなセールスフォースも、カルチャーが合わない人は合わないもので、早期退職する人も。
そんなセールスフォースでのキャリアが向いている人といない人を分ける、7大ポイントについて解説致します。
1.営業のプロを目指す人に最適
セールスフォースへの転職は、最先端の効率的営業のプロを目指す人に最適です。
営業力が身につく人気企業としては、キーエンスやリクルートがありますが、セールスフォースは市場が急拡大するクラウドサービスのリーディング企業であり、高度に洗練された営業ノウハウが身に付きます。
実は私も実際に顧客として使ったことがありますが、これまでエクセルやフォルダ保存で対応してきたCRM機能が格段に向上しました。
セールスフォースの社員自体がセールスフォースのヘビーユーザーであり、この機能を使いこなせる営業は、様々な企業からお声が掛かります。
2.セールスフォースへの転職は、高成長環境で働きたい人に大人気
セールスフォースは売上が170億ドル規模であるにも関わらず、2桁成長を継続しています。
トップラインの伸びが急速であるため大量採用・新規顧客獲得・機能の急速な強化(実に年に3回のアップデート)が継続されています。
成長速度の速い大企業で働きグロースマネジメントを学びたい経営者志向の人にとって、魅力的な就業機会を提供します。
3.主体性重視の、助け合いカルチャー
セールスフォースへの転職後は、主体的な姿勢が強く求められます。
受け身・待ちの姿勢ではビジネス機会を得ることができない反面、手を上げて能動的に動く人には、周囲と会社からのサポートが充実していることでも知られています。
ベイエリアIT企業特有の自由・平等・助け合いカルチャーが重視されており、目標を達成した人には、会社を上げて称賛するカルチャーが浸透しています。
4.KPI重視の目標必達カルチャー
会社の高成長は、営業目標必達カルチャーによって支えられています。
前年度比3割の増収を継続できたのは、高い営業KPIが課され、その達成次第で業績評価と報酬が大きく変動する人事評価システムの賜物です。
しかしながら目標達成へのプレッシャーは強く、KPIが未達に終われば賞与も大きく下がります。
セールスフォースは、その売り上げプレッシャーを楽しみながら頑張れるタイプでなければ、生き残るのが難しい環境です。
5.顧客の売り上げ向上支援へのコミットメント
セールスフォースはそのビジネスモデルの特性上、顧客の売上向上がセールスフォースの売上向上に繋がるので、カスタマーサクセスが重視されています。
したがって顧客の業績向上にコミットしたい人にとって、やりがいのある仕事を提供します。
ただし営業の全プロセスを自分で管轄するわけではなく分業体制が徹底されているので、営業プロセス全部に関与し、サービスインストール後の顧客パフォーマンス向上も一貫して見届けたいという人にとっては、フィットが無い転職先になるリスクがあります。
6.パフォーマンス次第でひたすら上がる、高給
セールスフォースは営業支援サービスの企業として、業界最高水準の報酬水準で知られています。
フロントの営業チームはベースでも1000万円を超え、KPIを上回るセールスを達成した社員は収入が2000万、3000万を超えることも。
営業成績次第でコミッションも青天井であることから、報酬に関する満足度が高い会社としても知られています。
他方、社員急増につきカバーするクライアントのテリトリーも小さくなってきていることから、伸びしろが少ないか解約リスクの高いクライアントを担当することになると、KPIの達成が困難になるという、運の要素も大きくなります。
7.ベンチャーステージからエンタープライズへの移行
日本オフィスも数百人規模から2000人規模に急拡大し、諸々仕組化が進んでいます。
よって急成長する企業の組織化を経験したい人にとっては良い就業機会を提供します。しかし反面、ベンチャーステージの”一人でなんでもやる文化”が好きな人には、フィットがない環境になっています。
以上、営業分野でのトップタレントを集める人気企業、セールスフォース転職を考える際の7大ポイントを解説致しました。
セールスフォース転職志望者の方が、転職をお考えになる一助になれば幸いです。