第二新卒の投資銀行転職~セカンドキャリアで外資系投資銀行に転職するには?

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新卒半年で転職した方が、二年後に投資銀行を目指したいという転職相談に、Strong Career講師が回答します。

第二新卒の投資銀行転職~セカンドキャリアで外資系投資銀行に転職するには?

私はあまり見られないキャリアを進んでいると思っています。今年、都内国立大学を卒業し、国内大手に新卒入社。成長できない環境に加え、考え方の大きな違いに気づき6ヶ月後の9月下旬に退職。


新卒半年での転職は難しいと言われた中で、1ヶ月弱の転職活動で外資・国内含めて内定数社頂く。今年の11月から外資の金融仲介業者で働く予定です。  

外資投資銀行の業務内容、働き方がとても理想でしたが、現時点で転職は不可能だと思い、違う会社ではあるが同じ業界で働き、数年後、外資投資銀行にチャレンジしたいと思っています。  

私の目標は28歳頃での外資投資銀行への転職です。そのために会社を変え、業界を金融にしました。今後は簿記一級やもちろん外務証券員も取得し、エクセル等のスキルも磨いていく予定です。

相談したいことは方向性としてこれがあっているのか、他にプラスアルファでやっておくことがあるのか、見落としていることがあるのかなど知見をお聞きできればと思っております。


私はイギリスとのハーフということもあり面接で印象を残せる点も自覚していますし、少なからず採用に影響している点を踏まえて相談できればと思っています。

第二新卒(年齢が20代半ば)の投資銀行転職は、ポテンシャル採用

ご質問ありがとうございます。端的に申しまして、コロナショック以降投資銀行の採用はクールダウンしていますので、よほどのフィットがあるか、(投資銀行アルアルですが)解雇しすぎて業務が回らなくなったという機会が無い限り、半年間あまりクレデンシャルにならない企業にいただけでは、転職は厳しいでしょう。

しかしながら、まだ20代前半でポテンシャル採用される年齢ですので、大学名と一つ目の会社がいわゆる投資銀行業界の足切りにかかっていなければ、28歳まで待たずともアプライされたらいかがでしょう。

ちなみによくあるのは、野村や大和、みずほなどで数年関連業務をこなし、マーケットがホットになったタイミングで外資系投資銀行にセカンドキャリアで転職するというパターンです。

ところで、新卒半年の転職って、2020年初頭までのホットなジョブマーケットだと普通でしたが、コロナショック以降はリスクが増していますよね。ただ長期的には、むしろ向いてなくて成長できないのにとにかく3年とか居座る方が、双方にとってアンハッピーです。

一社目を退職される際は、どのような考え方の違いがあったのでしょうか?その価値観次第で、そもそも外資系投資銀行を勧められるかどうかも変わってくるのですが、以下回答させていただきます。

まず、外資の金融仲介業者ってところでどんな会社でしょう。証券会社、投資銀行はまぁ、金融仲介業者なわけですが、ブティックのブローカレージファームのことを指していらっしゃいますか?

エクセルや諸々の資格など、どうもあなたは真面目に準備し過ぎて、あまり関係ない勉強に時間を費やしてしまわれないか、余計なお世話ながら心配です。

次に方向性に関してですが、いま直ぐアプライされない理由は何でしょうか。新卒して間もなければ、レジュメとカバーレター会社の人事か部門長向けに送れば、会ってくれることもザラにありますよ。

数年後の28歳で投資銀行などと言わず、近年は投資銀行人気も落ちたことからどこも人手不足なので(コロナショック後、余剰気味ですが)、正確さや細かさの適性や、そもそも本当にやりたいのなら、大学名が大きなハンディでない限り、2年もまたずとすぐアプライされても可能性はあると思います。

そして見落としているのは、「そもそも自分は投資銀行に向いてないかも」という健全な自問です。向いてない仕事は早期に見極めた方がいいので、28歳までまってなどと悠長な事考えず、やりたいならすぐチャレンジしたほうがいいと思います。(ただ、経歴書、レジュメを見ていないので一概には言えないのですが。)

将来やりたいこと次第では、28だともうMBA留学した方がいい年なので、将来プランと経歴もう少し詳しくと、投資銀行への志望動機など書いていただければ、より詳しい助言ができるかと思います。

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