EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングへの転職・就活で知るべき5ポイント

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総合系コンサルティングファームの一角で、最も国際的な環境である反面、システム導入色が強く、給与も低めです。離職率が高い中で業務拡大中なので、見方を変えれば幅広い方に業界参入のきっかけを提供します。EYコンサルティングへの転職・就活を考える際に知っておきたい、他コンサルファームと比較した時の6大特徴に関して解説します。

アーンストヤングコンサルティングへの転職・就活前に知るべき特徴とは?

EYは、BIG4総合系ファームの後発組で、新日本監査法人の子会社です。

グローバルな環境でインダストリーxソリューション軸に関係なくプール制で多様な案件に参加できる半面、仕事の大半はシステム導入で給与はBIG4の中で最も安く、人材回転が極めて速い状況です。以下、他コンサルティングファームに比べたときのEYの6大特徴を記載します。

1・グローバルな職場環境

BIG4の中では最も国際的な環境で、外国人社員も多く、またLGBT採用にも積極的です。多様性の反面、コンサル経験が未熟で英語だけ上手い社員がいるのは、外資系あるあるの一つと言えるでしょう。

2.システム導入案件が大半

案件の大半がシステム導入およびその周辺であり、SI出身者がコンサルよりの仕事にドメインを拡大するには、適した機会があります。しかしコンサルティングファームでの仕事を求めてくる場合は、期待値と現実のギャップを覚悟した方がよいでしょう。

3.アップオアステイ

人材難もあり、解雇になることはほぼありません。BIG4総合系に共通する特徴ですが、EYでもアップオアステイとよばれ、解雇されるケースは極めてまれです。

4・低めの給与水準

解雇されるリスクが低く、またシステム導入案件が多く、ブランドが弱めなので、フィー水準も下がります。個々人のパフォーマンスによって異なりますが総じて昇給幅も低めです。

アナリストが480万前後のスタートで、コンサルで600、シニアコンサルで750、マネジャーで1100、シニアマネジャーで1400、ディレクターで1800と、その後のパートナーに上がらなければ給与は低めに抑えられます。30歳でも1000万に遠く及ばない人が多くを占めます。

5.高い離職率

事業会社やSIからの転職組も多く、マネジャー層のコンサル経験の無さに失望して退職するケースが見受けられます。また逆に給与水準の高い他ファームへの流出が多くなります。

加えて、配属プロジェクトへの希望が通らず、上から決められてしまい、成長したい方向性との乖離から辞める人もいます。

入社時に正直ベースで、重々自分がすることになる仕事内容のイメージを会わせてから決断しましょう。

6.広い門戸~MARCH出身者も数多く在籍

人材流出が激しいなかで業務拡大中なので、見方を変えればコンサル志望者で多に入れなかった方に、チャレンジの機会を提供します。

実際に他ファームをアウトになった中途転職組や、他ファームでは内定に至らなかった大学の方々にも入社の機会があります。

EYのブランドはグローバルでも認知度が高く、レジュメにグローバルブランドやコンサル経験が必要な人にとって、よい機会を提供するでしょう。

以上、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの、他コンサルファームと比較した時の特徴について記載しました。ご参考いただければ幸いです。

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