
プライベートエクイティファームで急増するMBAサマーインターンと選考対策
ハーバード(MBAおよびケネディスクール)、ウォートン、スタンフォード、ケロッグ、INSEADなど、2025年もストロングキャリアには多くの海外トップスクール留学生がキャリア相談と転職サポートの相談を寄せてくれている。
正味の話、プライベートエクイティ転職を目指す人々は、業界のことをよくわかっておらず、質問で何を聞かれ、どう答えればいいのかレベル感があっていないことが大半である。これはMBA前がマッキンゼーやゴールドマン、また大手法律事務所といった、PE転職志望者の典型的キャリアであるときもそうだ。
聞かれることといえばきわめてオーソドックスで、なぜPEか、なぜ弊社か、どんな投資をしたいか、何か質問あるか、でトピックの8割がたが終わるだろう。もちろん、議論の中で様々な質問が個別にされるが、上記の大きなUmbrellaの中での議論が大半である。(PEは人間力勝負なところもあるので、本人の人柄を知るべく趣味の話になることも多い。なお、人脈が重要なこともあり、ゴルフに行く機会が多い(私はまったく興味がないので、ゴルフにはほぼ一切いかずにこの業界で長年頑張る、数少ないゴルフ嫌いPEプロフェッショナルである。))
さて、MBA生のプライベートエクイティサマーインターン対策だが、基本的に聞かれることは本番の面接と同じようなものである。ただ、面接だけではその人の適性がよくわからず、また社風やカルチャー、チームとのフィットを見るためにも、インターンを通じて採用することの合理性は、特にPEのように長期間一緒に働いてもらうことが重要な業界では重要性が高い。
そんなインターンの選考対策だが、いろいろ個別のプロフィールや仕事での原体験を聞かないとカスタマイズされた強いストーリーはできないのだが、一般的なおすすめをいうと、まずそのファームの特徴を踏まえたうえで志望動機を作ることである。ファームの特徴は中小レベルでいうとどこの会社も同じようなことを言ってることが多いので、実際に投資した案件をつぶさに調べて、こういうディールをやりたいんですという具体論に落とし、なぜならば自分のキャリアを通じた問題意識はこれこれで、、、と自身の個別具体的な経験につなげて話すことになるのだが、ここで、本来ならばものすごくPE面接対策に使えるストーリーなのにその価値に気づかず放置し、逆にPEの面接で言っても仕方ない話を的外れな対策をして話してしまって面接の時間を無駄にしている人も少なくない。
MBA留学中で卒業後のPEキャリアを考えており、サマーインターン対策を希望される方はぜひ、ストロングキャリアにご連絡いただきたい。長年のPEファンド勤務経験を有する現役ないし経験者の講師陣が、懇切丁寧にキャリアコーチングからLBOモデル対策まで、エージェント会社がサポートできないレベル感で徹底的なサポートを提供している。