コンサル転職対策総まとめ!未経験者・第二新卒のコンサル面接対策決定版!!

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以下ではコンサル転職で失敗しないための面接対策、コンサル志望動機、コンサルファームのランキングと選び方、コンサル年収、コンサル転職後の仕事内容、ポストコンサルキャリア戦略からおすすめエージェントまで一気にまとめています。ご参考ください。

コンサルティング業界動向

コンサルティング業界の転職ハードルは、市況によっても大きく影響を受けます。

2020年初頭までの空前のブルマーケットでは、企業の余剰資金が潤沢で採用市場もひっ迫していたことから、コンサル転職のハードルは一気に下がりました。

それがコロナショックを契機に2021年、実質採用フリーズをしたコンサルファームも出ました。

✔コロナショックでコンサル各社、採用フリーズ開始!~「100日後に死ぬワシ」

しかしながら2023年はダボス会議でも議論されたよう、去年までの最悪期は脱したという認識が広がっています。

多くの優秀な人材が市場に放出されるこの局面で、解雇する側と厳選して雇える側で、更にファームの地力に差がついていくでしょう。

コンサルティングとは何か~コンサルティングの仕事内容・業種(種類)・ジャンル

そもそもコンサルティングとは何でしょうか。昔から”企業の医者だ”や、”企業が儲けるのを助ける参謀役だ”などなど、部分的な説明が横行していますが、一言でいえば”知的水商売”です。

水商売同様、クライアントに好かれてリピーターになってもらってナンボの仕事です。

しかし知的なバリューを出す必要があり、その求められる知的バリューの種類はその時々の企業課題に応じて変容・多様化していきます。

なお水商売で時折ぼったくられるのと同様、知的水商売でも利益相反はあり、中にはやらなくていいプロジェクトもあります。

クライアントの予算消化案件もありますし、クライアントの社内政治の一翼を担うこともありますし、本質的な企業価値の向上に貢献しないプロジェクトもあります。

そして(働き方改革、コロナショック中のリモートワークetcの)など、単に流行のテーマを売り歩くプロジェクトもあるのです。

以下はコンサルティングの仕事内容・業種・ジャンルに関するコラムのまとめです。

✔戦略コンサルの日常~結局一年目コンサルは毎日、何をするのか?

✔戦略コンサルの実際の業務内容13パターンとは?コンサル業務徹底解説

✔戦略コンサルは机上の空論ではない!その3大変化と、13もの多様なコンサルケース

戦略コンサルと投資銀行の、シンプルすぎる、たった2つの本質的違いとは?

✔銀行からコンサル転職後に驚き過ぎた3大ポイントとは~メガバンクからコンサル転職

✔コンサルティング転職前に知るべき業務の実態~「利益相反」の実態とは?

✔コンサルティング業界の仕事はきついが、コンサルになるには過度の心配は無用!

コンサルティング業界の今後~仕事の種類(ジャンル)

上記のように、コンサルティングの仕事内容も様変わりしてきました。

デジタライゼーションの波に乗ってアクセンチュアが巨大化しましたし、常駐案件に注力してBCGがMBBの中でも規模的な意味では突出しました。

しかし自社の売り上げを拡大することと、自社にいるコンサルタントがやりたい仕事が食い違っていて優秀なコンサルタントが社外流出してしまうと、本末転倒な”成長”になってしまいます。

以下ではコンサル業界の変化と、その人材像の変化などについてまとめています。

知っておきたいコンサル業界の大変化!!ビジネスモデル・業務内容・人材像の再定義

今後のコンサル業界研究~仕事内容とジャンル

知ってるつもり!?コンサルファームは何故上場しないのか~3大理由

コンサル転職のメリット・デメリット

コンサル転職は、誰にとっても正しい解ではありません。

MBBなどトップファームは総じて満足度の高い経験をする人が多いですが、それでも全く合わずにすぐに辞めていく、ないしほどなく「アウト」される人もいます。

また、とある総合系コンサルファームに入ると、戦略案件をしたかったのに、RPA導入など反復的なエクセキュ―ションばかりやらされて、疲弊して早晩、再度転職活動を始めることになります。

それでも、コンサル転職をしたい志望動機次第ではコンサル転職のメリットが大きくなります。

逆にコンサルで経験できないことを間違って志望してしまっている場合は、MBA留学や他業種の方が、よっぽど自分自身のキャリアビジョンに近づけることが多いです。

「何をやりたいかわからないからとりあえず3年コンサル」というのは、20代初頭であればまだ可能です。

しかし30代でその理由でコンサル転職をするのは、危険な転落キャリアの入り口に自分を立たせかねないので、気を付けましょう。

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コンサル転職後に失敗して後悔する人のパターンは?

コンサル転職後に後悔する人も、少なからずいらっしゃいます。

その最たる例は、反りの合わないパートナーのプロジェクトに入れられ、低い評価をつけられてそのまま腐っていくケース。

ないし、コンサルに転職すれば全社レベルの戦略立案を請け負えると思っていたのに、数年間在籍しても戦略ケースなどほぼなく、コンサル退職時に「戦略立案のプロフェッショナル」とは程遠いRPA専門家として放り出されるケースが多いことに気を付けましょう。

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コンサルタントになるには~コンサル転職に有利な資格と、コンサルタントの英語力とは?

コンサルタントになるには、どのような資格や英語力が必要なのでしょうか?端的に申して特に資格は不要です。

新卒時は会計士や弁護士の資格に合格しているなどの実績があれば、その人の知的体力や努力する力に関してシグナリング効果を送れますが、かといってそれが必要かといえば全くそうではありません。

英語に関しては、マッキンゼーなど社内公用語が英語で上司にも海外オフィスからのコンサルタントが多いファームでは、英語力が弱ければ上に上がれません。

しかしBCGを含めた大半のファームでは、そもそも顧客も日本人、コンサルタントも日本人なため、実質ドメスティックカルチャーの中、日本語だけで事足りるコンサルティングファームがほとんどです。

ただし、学歴は上位ファームでは暗黙の了解で当然の如く求められます。

コンサルは高いフィーを企業に請求する上、プロジェクトメンバーの経歴もクライアントに見せるので、ライバルファームがいわゆるキラキラトップティア学歴のコンサルタントばかり採用しているときに、自社が見劣りするわけにはいかないという事情もあるのです。

ちなみにいざ入社した後では、評価に関して学歴はほぼ一切、昇進などに関係が無いです。

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コンサルティング業界に向いている人の特徴とは?

 コンサルティング業界に転職後、向いている人の特徴は、

✔学習速度

✔チームワーク能力

✔クライアントファーストで頑張り切れるかどうか

✔(オペレーショナルな話ですが下っ端の時はこれが重要な)資料を理路整然に見てくれも綺麗にファームのフォーマットを踏襲してミスなくつくれるか、等々が大きな差をつけます。

特にコンサルは、上手く人を巻き込んでチームの生産性を高められるかどうか、他人の時間を無駄にせずにアウトプットを最大化できるかどうかが重要なので、「生産性の高いチームワークを設計できるか」も非常に重要な資質となります。

コンサル転職・就職への適性を考える、4大ポイントとは?

✔コンサル転職で見られるポイントとは?

コンサルタントの年収~コンサルティングの激務の対価は、高いのか安いのか

コンサルタントの年収・給与を投資銀行と比べて安いと嘆くのは、Apple to Appleの比較でないので意味がありません。

同様に30超えると商社の方が高いと不満を言ったり、激務なので時給に換算すると安いと言ったり、不満を言う人がいますが、それはコンサルタントとして成功していないからです。

コンサルは新卒で入ると、出来る人は出世が速く、30代前半でパートナーに昇進します。

そこでプロジェクトを売りまくれば、投資銀行はもちろん、PEファームよりも(大きなキャリーが出ると別ですが)貰っている人も沢山います。

アソシエイトパートナーまでは、ファームにもよりけりですが日本だと2500万や3000万水準です。これがシニアパートナーになって売り上げに連動して収入が大きく上がるようになると、基本5千万、アップサイドは2億、3億というパートナーも、一握りとはいえ実在するのです。

✔コンサルティング企業給与比較~コンサル各社の給料水準を徹底比較!

第二新卒のコンサル転職のポイント~社会人何年目のコンサル転職がベストなのか?

 第二新卒はコンサル転職の大多数を占めます。一般的に社会人3-5年くらいの、20代半ばから20代後半が第二新卒に当たります。

コンサル転職は社会人何年目がベストなのかという問いですが、一般的にはズバリ、第二新卒での転職が最適なのです。

これは、数年コンサルを経験して再度転職する時の年齢問題があるからです。

第二新卒はコンサルを3年挟んでもまだ30代初頭で、未経験の仕事に転職できます。

これが30代初頭のコンサル転職ですと、3年たってもう一度転職しようとなった時に、選択肢の幅が既にかなり狭まっているのです。

✔第二新卒のコンサル転職対策とは?強みの自己アピールの方法3大パターン

コンサル転職の年齢は?30半ばのコンサル転職はタイミング的に難しい

上記の理由で、30半ばのコンサル転職は難しくなります。

もちろん市況によって変わりますし、実際に2020年初頭までの好況期は、30半ば、後半のコンサル転職者も数多くいらっしゃいました。

特にコンサルを発注する大企業出身者で、古巣から案件を引っ張ってこれる人は、総合商社を含めコンサルの営業担当として転職を果たした人も数多くいらっしゃいました。

しかしながらコンサルの実務はやらないのでコンサルとしてのスキルは身につかず、しかも新卒からたたき上げのパートナーに比べて上に行くことは出来ず、かといって次の転職先は大きく狭まっていることになります。

しかも、総合商社、コンサルと”いざ実務をやらせると使えない恐れのあるキャリア”の2連発で40代まで過ごしてしまうと、その後がかなり厳しい展開になってしまいます。

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コンサル転職者の前職は?

コンサル転職志望者の方は、どのような前職を経験した人がコンサル転職に有利なのか、御関心おありのことでしょう。

以下では、コンサル転職組の前職のパターンや、多様なキャリアからのコンサル転職事例を豊富に紹介しています。

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コンサルティングファームの(コンサルティング会社)の選び方とランキング

コンサルティングファームと言っても、ジャンルや種類も多様です。戦略ファームとうたっていても、中身のカルチャーは大いに差があるものです。

たとえば戦略ファームトップと言っても、BCGとベインでは常駐VS戦略、ドメスティックVS国際性など、いくつかの軸で社風が大きく異なることに注意して、自分のカルチャーにあったファームを選びましょう。

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コンサル転職の面接で失敗しない為に大切な基本とは?

コンサル転職の面接で勿体ない「落ち方」をする人が少なくありません。

中でもよくあるのが、コンサルの面接で聞かれるに決まっているオーソドックスな質問に対する準備を十分にせずに、支離滅裂か、一般的で浅いか、業務内容と関係ないアピールをしてしまうパターンです。

たとえば自身の強み・弱み・将来ビジョン・志望動機は、当然聞かれる質問であり、一つ一つが全体として調和しながら「だからあなたを雇わなければならない理由1, 2, 3」を形成していなければなりません。

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コンサル志望動機

中でも重要なのが、志望動機です。これは、面接で絶対に聞かれるうえ、他の重要質問である10年後のビジョン系の問とも、密接に連関するはずの面接内容だからです。

ここで多い残念パターンが、志望動機で話している内容が、10年後のキャリアビジョンに全く繋がっていないケース。

かつ志望動機の多くが「自分がそういうことを志望している」という思い込みであり、実際はそんなこと自分自身が求めていないのに「面接回答用に作られた志望動機」を語ってしまいがちです。

すると深みと情熱と信頼性のない議論になって、面接全体が崩壊してしまうのです。

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コンサル転職ケース面接対策

コンサル転職志望者が面接で最も心配するのが、ケース面接です。

ケース面接は多くの市販の対策本や”我流のケース面接対策”が沢山出ていますが、その多くが、戦略コンサルファームで採用面接を担当する身からすると、「そんなこと考えてないけど。。。」というツッコミ満載の内容になっていることが多いです。

ケース面接に細かすぎるテクニックは、不要どころか有害です。事前勉強しすぎた的外れなケース面接のフレームワークを使おうと努力したり、フェルミ推定で無駄な場合分け、意味のないセグメンテーションをしすぎて崩壊したり、という典型的ケース面接崩壊パターンにならないよう、気を付けましょう。

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コンサル転職後の重要ポイントとは?

晴れてコンサル転職を果たした後も、これで満足してはいけません。

マッキンゼーに入った後も、そのレジュメ上のブランドに満足して、その後の伸びしろが少ない人は、無残な退職を余儀なくされてしまうのです。

コンサルタントとして、自分がやりたい案件、成長したい方向と整合性の高い案件、優秀なパートナーとコンサルタントがアサインされる案件に入るためには、最初は一にも二にも、自分のバリューを出しやすい案件を選びましょう。

そして担当パートナーと同僚と信頼関係を結び、360度評価で好意的な評価を書いてもらってこそ、次のプロジェクトの質とコンサルファーム内でのキャリアアップサイドがが決まってくるのです。

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