外資系投資銀行入社後、部門移動可能か?~などと面接で聞いてはいけない4大理由

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外資系投資銀行に入社後、部署間移動はできるのかどうかについて、気になる方も多いようですが、間違っても面接でそんなことを聞いてはいけません。

◆Question (京都大学大学院 経営管理教育部 女性より質問)

入社後は、社内での部門間移動は可能でしょうか。

◆Answer (セミナー講師より回答)

外資金融では基本的には無理ですが、あなたの能力と会社の都合次第、そしてどれだけ上司に好かれているか次第では実現例もあります。

もちろん投資銀行部門から株式調査部へ、株式の調査部から株式のセールスへ、といったように、スキルセットの連関性の高い部門移動でしたら、(またポジションが開いていてあなたの能力が認められていたら、)辞められるより社内にとどまってもらう道を投資銀行は選ぶことでしょう。

しかしオペレーション、バックオフィスのあなたが、上司に好かれてもいないのに“私、MAがやりたいんです!”といったところで「おめでたい戯言扱い」されるのが落ちです。

ついでに次回の整理解雇のときに、あなたの名前がブラックリストに載ってしまうかもしれません。(少なくとも上司の心のブラックリストに。。)

こういった意味で、もしどの部門が向いてるのか確信がない時は、応用範囲の広い部門に入られることをお勧めします

投資銀行、株式調査部とかは内部にも外部にも比較的汎用性およびマーケット性の高いプロフェッショナルスキルが身につくことでしょう。

なおこれは余談ですが、面接で何か質問ありますか、と聞かれたときは、こんな消極的なことは聞かないほうがよいです。お休み何日はとれますか、などの質問と同じことです。

つまりなんら①戦略性の無い、②自分が受かる確率を高めるわけでもなく、③またその会社の本質的に重要なことを知れるわけでもなく、④他の候補者が自己アピールをする「質問タイム」に、自分の評価を落としてしまうような質問をするのは、面接で相手に聞く質問として、得策ではないのです。

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