
コンサルティングファームへの志望動機、皆さんは何と回答されていますか?やれビジネススキル全般を効率的に学びたい、やれ将来経営者になりたい、やれ物事を考えるのが好きだ、やれお客の顔を見ながら働き感謝されたい、etcetc- これらコンサル志望動機の中には、実際にコンサルで満たせるものもあれば、壮大な勘違いに基づく志望動機もたくさんあります。コンサルを志望するのかどうかと面接対策に資するべく、コンサルティング業界への志望動機全18パターンと、その志望動機に関する是非について、弊社講師陣が解説します。
コンサル転職志望動機まとめ~コンサル志望理由典型的18大パターンとは?
コンサル転職・就職を希望する人の志望動機は、以下の18パターンで大半がカバーできる。
中にはトヨタなどの大企業で、社内変革プロジェクトで得た充実感と問題意識から、コンサル転職を志望するパターンや、日ごろの仕事がマーケットバリューがつかない仕事ばかりで不安になるパターン、また仕事で雇ったBCGが優秀で、彼らと一緒に仕事したいと思ってコンサル転職を志望するパターン等そのトリガーは様々だ。
しかしコンサル転職志望理由に関していえば、以下の18パターンの中から複数の組み合わせでコンサルを目指す人が多い。以下ではその中身と妥当性について、解説しよう。
①
ビジネスOS(汎用性の高い基礎的ビジネススキル)を強化したい
現職の仕事が特定商品の法人営業で、儲かりはするが汎用性のあるスキルではなく、経営者を目指すには経験の幅が狭いと問題意識を抱くコンサル志望者は非常に多い。
また会計士や弁護士などの士業や医師といったプロフェッショナルキャリアから、経営を目指すビジネスキャリアに転じるブリッジとして、コンサル転職を志望する方も多い。
案件と上司に恵まれれば、基本的なビジネス脳をOSレベルで強化したい人にとって、20代や30初頭までのコンサル転職は志望動機を大いに満たす経験を提供してくれることだろう(少なくとも上位戦略ファームに関しては)。
しかし下位ファームや案件に恵まれなければ、現場でRPAの導入ばかりやるはめになったりもする。
なお、いつまでもこのジェネラルな「OS能力強化」ばかりを続け、分野的な専門性を身につけないと、数多くの優秀な若者と「OS能力」だけで競うことになる。そして疲弊・摩耗するわりに、たいして年収の上がらない人生が待っていることになるので、気を付けよう。
②
プロジェクトマネジメント能力を習得したい
コンサルで学べるビジネスOSのうち、もっとも重要なものの一つが、このプロジェクトマネジメント能力だ。
このプロジェクトマネジメント能力は、もともと計画的で、整理整頓が得意で、目的からスケジュールを逆算して着実に実行する癖のある人が強い。
逆に(IQの問題ではなく)性格が場当たり的で、その日の気分やフィーリングに応じてやることを決め、直前にならないとエンジンがかからない系の人は、どれほど鍛えてもマイナスがゼロになる程度が多い。
ちなみにコンサルは数人のチームメンバーのみならず、時には多くのクライアント側チームや事務局に動いてもらわなければならないので、特にシニアに上がれば上がるほど、プロジェクトマネジメント能力が重要になる
なお、若手で入社直後のアナリスト時代は調査モノや分析モノが多い。よって、一つか二つ昇進してチームをマネッジする経験を積まないと、コンサルに入った割にコンサルの真髄を経験せずに退職することを意味するので、気を付けよう。
③
幅広い経営課題にチャレンジしたい(幅広い産業や機能のケースを経験したい)
これはYes & Noだ。上手い事3か月ないし6か月で終わる通常の戦略モノに入れてもらえ、かつ高く評価されて社内で参画するプロジェクトを選べる身分になれば、幅広く面白い経営課題にチャレンジできるだろう。
しかし戦略ファームとはいえ全社戦略の経営課題に関するコンサルケースは稀でだ。MBBといえどもデジタルトランスフォメ―ションやコストカット系のプロジェクトも沢山あることを心得ておこう。
また、現場に張り付いて実行系の案件に入れられると、表向きは“一定期間で戻ってこれる”ことになっていても、(抜け穴だらけの運用システムで)結局2年、3年とクライアント企業に入れられ、完全に常駐の高級派遣業化しているコンサルプロジェクトもあることに気を付けよう。
④
優秀な人材と働きたい
これもエリート志向で上昇志向が強いコンサル志望者ならではの志望動機だが、これは大いに達成できることだろう。
特にフェアな評価と比較的厳格なアップオアアウトを運用しているファーム(たとえばマッキンゼーやベイン)ほど、同僚の質に対する満足度が高い傾向にある。
これに対し100人超え(時には1000人レベル)の大量採用を行うファームでは、トップティアの人材を惹きつけるのは困難で、かつ厳選していると、採用ターゲット人数を確保できないので、採用のバーを下げざるを得なくなる。
ところで、“優秀な人材”の定義とは何だろうか?意味のある定義は、自分がビジネスパーソンとして成長したいビジョンやロールモデルがあり、そのイメージに近しい人といえるだろう。
この意味で、自分自身が目指す像がマッキンゼーコンサルタントに求められるイメージと異なれば、その”マッキンゼーの優秀さ“を目指しても、自分のビジョンにとっては仕方ないということを知っておこう。
⑤
優秀な人材と良質なネットワークを築きたい
コンサルファーム在職期間中の振る舞い次第で、あなたはコンサル転職後の次の仕事、そのまた次の仕事、また生涯続く、仲のいいお友達をつくることも可能だ。
しかしこれはあくまで、貴方が勤務中のパフォーマンスと態度で敬意を受けることが出来たらの話である。
中には(面接だけ上手くて)どこの会社に入っても、入社後は社会不適合性を思う存分いかんなく発揮し、どの会社のアルムナイネットワークや同窓会からもお呼びがかからない、「ペルソナ・ノングラータ人材」になっている人もいる。
そういう要注意人物は、コンサル退職後もアルムナイネットワークから締め出されるのは、当然の報いである。
⑥
成長環境に身を置きたい
コンサル志望者の中には、成長志向の強い人が多い。
実際に上手く案件と上司に恵まれれば、大企業のCEOアジェンダや役員会レベルの案件に恵まれ、3か月から半年で業界やビジネスファンクションを変えながら、多様な経験ができる。
しかし反面、成長の定義が“コンサルとしての成長”ではなく、そもそも成長したい方向性が違えば、(上記の優秀な人材の定義で論じたのと同様の議論になるが)“実戦で使わない筋トレばかりする羽目”になりかねないので、くれぐれも気を付けよう。
ぼんやりと“最速で成長できる環境に身を置きたいからコンサル志望です”などと言っている人は、何のための成長か、つまりどのようなゴールを目指すからコンサル志望なのかを、しっかりと考えておこう。
⑦
将来経営者になるための準備
コンサル志望動機で“最速成長”という目的不明の成長志向が強い人が多いと上で解説したが、中には「将来経営者になるための準備でコンサル志望しています」という人が結構いる。
しかしこの回答には、典型的な2つのリスクがある。第一に、コンサルで身につくスキルは経営者になるそれとは異なるということ(アドバイザーと意思決定者の間には途方もない開きがある)。
第二に、「どんな会社の経営者を目指しているのか、経営者として何を実現したいのか」と聞かれてもたいていは答えられず、ゴールを説明したつもりが、聞かされる方にとっては「ありきたりで曖昧」に終始することが多いということ。
したがって、コンサルで経験できる“経営者の下準備”とは一体何で、逆にコンサルで経験できない経験者の準備は何なのかをきちんと理解したうえで、コンサル志望動機を述べるのが望ましい。
⑧
将来起業するための準備
経営者になるための準備に次いで多いのが、将来起業するための準備だ。
これも上述の経営者になるための準備と被る部分が多々あるが、実はコンサルからの起業が増えている(特にマッキンゼー出身者)。
従来は大企業の経営チームやプライベートエクイティに転職するのがコンサルからのネクストキャリア典型例だったが、今では起業をネクストキャリアにする元コンサルタントが増えているのだ。
この原因は第一に、ベンチャーキャピタル市場が成熟化し、エンジェルキャピタリストも増えたため、開業資金を得やすくなったことが挙げられる。また通信技術の発達や規制緩和で起業が安価・簡単になったこと、そしてMBB出身者であれば古巣を含めて優秀なチームを集めやすく、資本市場にもアピールしやすいことも影響している。
ちなみにゴールドマンサックスのような投資銀行出身者より、マッキンゼーのような戦略コンサルトップファーム出身者のほうが起業している人も、起業に成功している人も多い。
これは、投資銀行のビジネスは組織力とビジネスモデルで稼ぐのに対し、コンサルは人材勝負なので、独立しても比較的自分に残るスキルと人脈が多いためである。
⑨
徹底的に考え抜く仕事がしたい
戦略コンサルは知的好奇心が強い高学歴層に人気の職業だからか、“徹底的に考え抜く仕事がしたい”などと言ってコンサルを選ぶ人がいる。この志望動機の妥当性は、果たしていかがだろうか?
優秀な人材と豊富な資源を有する大企業が、高額フィーを払って外部にサポートを求めるほどの困難な案件であれば、確かに考える機会は満ち溢れている。しかしながら注意すべきは“正解だったかどうか”が分からないということだ。
中にはどうみても実行できなさそうな提案だったり、これ実行したらエライことになりそう、、、という提案だったり。
しかも学者や評論家と違ってビジネスは実際に動いて結果を出さなければならない。
よってコンサルで学ぶべきは“徹底に考え抜く”こと以上に、“実際に人を巻き込み動いてもらうスキル”及び、生産的なチームワークを指揮するリーダーシップであると、しっかりと理解しておこう。
⑩
グローバルな環境で働きたい
グローバルな環境で仕事をしたい、グローバルに通用するビジネススキルを身に着けたいとして戦略コンサル志望をする人が多い。
これは日本オフィスに関していえば、マッキンゼーやベインのようにグローバルプロジェクトが多い戦略ファームであれば実現できる。
しかし同じMBBでもBCGであれば、国内企業のドメスティック案件が大半であることを知っておこう(人によってはグローバル案件参画や、海外オフィスへの赴任もありうるのだが)。
ちなみに、よく見ると無駄な海外出張ばかりつくり、謎の海外ベンチマーク調査ばかりやって、肝心の戦略コンサルならではのプロジェクトマネジメント能力や、人を動かすリーダーシップを身に着けられない人がいる。
こういう人は社内で評価されず昇進も出来ない。そしてプロジェクトにも恵まれずコンサルの真髄を学ぶことなく、そのままコンサルを“卒業”する人も多いので、貴方は決してそうならないよう、ここで警鐘を鳴らしておこう。
⑪
自由闊達なカルチャーで働きたい
コンサル志望者で、日本企業の理不尽なヒエラルキーや年次で決まる人間関係、忖度だらけの会議に参加するのが馬鹿らしく、自由闊達に議論できる環境を求めてコンサルファームを志望する人も多い。
その実態に関してだが、これもファームによってカルチャーが違うので一概に言えない。
確かにマッキンゼーやベインなどはヒエラルキー禁止、誰が言ったかより何を言ったかが重視される傾向が強い。またパフォーマンスレビューでもヒエラルキーを廃したフラットなコミニュケーションを出来ているかどうかが見られる。
しかしながら某B社などで、日系の金融機関や総合商社といった年功序列・ヒエラルキー体育会系カルチャーが染みついた転職組の上司や、セールス力が強く社内での発言力が強いシニアパートナーであれば、コンサルファームと言えども、基本言われた通りの仕事をすることになるのは、世の常である。
⑫
御客の喜ぶ顔が見たい
大企業の一コマとして、誰の役に立っているのか不明な間接業務・雑務ばかりこなしながら、それなりの給料が入ってくる生活に問題意識を感じ、世の為・人のために役立っていることを実感したくて、コンサル志望をする人は確かに多い。
しかし、この“誰のために働いて、誰の役に立っているかを実感したい”、ひいては”お客様の笑顔が見たい”というコンサル志望動機は考えモノである。
そもそもこれはコンサルの本質的な哲学的問なのだが、コンサルのフィーの対価が、果たしてお客が喜んでいるかどうかで決めてよいのかという問題も、重要な論点だ。
本質的に企業の価値を高めるとはどういうことかを考えてみると、「この人の笑顔ではなく、泣き顔を見ることの方が世の為、人のため、企業価値の為」というコンサル案件も、少なからずあるのだから。
⑬
インパクトの大きな仕事がしたい
インパクトの大きい仕事をしたくて、戦略コンサルを志望する人も多い。
確かに年商数千億、数兆円といった巨大企業の戦略に影響を与え、それらが実行されれば、それにより動く数字とリソースへのインパクトという意味では、大きくなりうるだろう。
しかしここで重要なのは、前述の“喜ぶお客の顔が見たい”系の話と同様、どのようなインパクトを齎したいかという、“インパクトの中身”に関する自問である。
相手に喜んでほしい、社会的にインパクトのある仕事をしたいというのは、その根本的動機は“自分はこの社会に必要とされている”という承認欲求が原動力になっていることが多い。
しかしコンサルの仕事の中には✔まったくろくでもない、もしくは自分が関心のない商品やサービスを提供しており、✔社内カルチャーが酷くてブラック企業として知られており、✔顧客からの集団訴訟も多く抱えており、✔大いに環境破壊につながる企業行動をとっている、といった企業からの案件もあるのだ。
重要なのは、自分の承認欲求を満たすために、やみくもに”インパクト“だけを求めてもむなしいキャリアになることへの気づきである。
⑭
非ビジネスバックグラウンドから、ビジネスへのキャリアチェンジの契機
医師や弁護士といった非ビジネスバックグラウンドから、20代半ばでビジネスサイドに転身するきっかけないし発射台とするために、コンサル転職を志望する人が、数多くいらっしゃる。
医者からコンサル転職で後悔しているケースも書かなければと思い、私の周囲を見渡してみたのだが、意外とこればっかりは、満足している人が多い。
いったい何故なのかを考えてみたのだが、そもそも勤勉で論理的な人が多いのでコンサルに向いていることが挙げられよう。またせっかく医師になるため長年の受験勉強や医師免許の勉強をしてきたのにキャリアチェンジをすることに伴う、決意と問題意識の大きさが関係していると思われる。
特に近年は医師出身で、非効率な病院経営や医療行政改革、遠隔診療や在宅介護など問題に、ビジネスの観点から広範な解決策を目指す医療起業家になるべく、その前にコンサル転職して下準備、という人が結構多い。
今後は5G時代の遠隔診療進展、ブロックチェーンやAIの導入で医療サービスは大転換を迎えるだけに、業界と社会がチェンジエージェントを必要としており、その準備段階として、医師のコンサル転職は数が増えているのである。
⑮
ステータスを得たい
これまで学歴や職歴がいわゆるトップティアでなかった人にとって、グローバルコンサルティングファームに転職して経験を積むことは、社会一般という意味では一定のステータスに繋がるだろう。
しかしながら、ステータスを得るためにコンサル志望をする人は、実はあまり見たことが無い。これはMBBといえども、そのコミニュティに属している人(つまり海外トップMBAなど)にとっては、コンビニでバイトしています、というのと同じくらい、周囲に普通にたくさんそういう人がいるからだ。
かつ一昔前とは異なり、成功モデルがコンサルやPEでパートナーを目指す、というイメージから、起業して一山当てるや、社会問題をビジネスを通じて解決する路線にシフトしてきている。
またそもそも、社会的ステータスを得るために特定の会社を志望する人は、マッキンゼーやベインに入った時点で満足してしまう。
すると当然のことながら目的意識と学習意欲が強い同僚に比べ、アンダーパフォーマーになるのは目に見えているのである。
⑯
高給を得たい
高給のためにコンサルを志望する人も、あまり見たことが無い。
これは、戦略コンサルが総合商社や金融機関大手に比べて相対的に給料が高いのが、20代半か後半(しかも順当に出世したケース)までだからだ。
勿論大手ファームのパートナーになれば5000万から数億と、その人の売り上げ次第で年収も一気に上がるのだが、そこまで昇進できるのは、”レアキャラさんを連れてきた”の世界である。
30後半でアソシエイトパートナーだとしても2500万そこそこで、税金や社会保障費を引かれると1500万そこそこだ。
つまるところ月にして120万くらいなので、金遣いの荒い短気な奥さんが一人いたら、高給ブランドバッグや高いベビーグッズを買われて毎月何も残らないくらいの、“高給自転車操業”が続くのである。
しかしながら、マッキンゼーコンサルタントとかで「ゴールドマンに比べたら給料に倍だからやってられない」などと軽口をたたくのは、頂けない。
そもそもマッキンゼーで活躍できているトッププレーヤーは年収のアップサイドもGSに劣らない。
更に何といっても、コンサルで得られるものは汎用性の高いスキルであり、きちんと学べば長期的に自分のキャリアを助けてくれるスキルと人脈がついてくるのだから。
⑰
今後の選択肢を広げたい
今やりたいことはわからないが、今後の選択肢を広げるために戦略コンサル志望をする人は非常に多い。
実際に20代や30初頭であれば、コンサルトップファームでの経験は、自分の選択肢を大いに広げる。実際に様々なエージェントからお声が掛かり、若気の至りで「俺って凄いカモ?」と勘違いすることもあるだろう。
しかし気を付けなければならないのが、特にコンサルファームで出世することもなく、戦略立案のスキルや人を動かすマネジメント能力を付けるわけでもなく、転職の幅がぐっと狭まる30代後半、下手したら40前半までコンサルをしてしまった場合だ。
こうなると、コンサルでパートナー目指して出世するのは難しいが、外部からもお声が掛からないという“高学歴ニート”への道が待ち受けることになる。
コンサルは、正しいタイミングでエグジットしてこそ、“選択肢が広がる”転職になるということを、忘れないようにしよう。
⑱ やりたいことを探すためのモラトリアムキャリアを経験したい
正直言って、コンサル志望動機の中で最も多いのが、この“モラトリアム志望動機”ではあるまいか。
20代そこらで自分は何をしたいのかわかっている人などごく一部であり、50代になっても60代になっても、自分が何をやりたいのかわからない人が大半なものである。
そもそも人間は本来、やりたいことなど生理的欲求と社会的欲求(コミニュティでの承認欲求)を満たすこと以外は、特にやりたいことなど無い動物である。
にもかかわらず、時代のエピステーメーが“あなたがやりたいことは何か?”という問いを突き付けてくる。
そんな中、別にコンサルをしたからといって“やりたいこと”など別に見つからないのが大半だということを、知っておこう。
なお私の周囲を見渡すに、戦略コンサル勤務を経て自分がやりたいことが見つかったとして転職しても、その大半が数年後には、“自分が本当にやりたいことが分かった”などといって違う会社に転職する。
そのまた更に数年後には“本当に自分がやりたいことを知るために”などといって、海外MBAに留学する。さらにしつこい場合は“真の自分を知るために”などといって、コーチングプログラムのマスターを取りに留学したりする。
別にコンサルを経験したからと言って、自分は何がやりたいのか分かるというわけではない。また、やりたいことは人生のステージと視野と能力と人脈に応じて変わってくるものなので、その点誤解の無いようにしておこう。
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