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プライベートエクイティ転職面接で、「どんなバリューアップしたい?」と聞かれたら

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プライベートエクイティファームでの面接では、各ファームとのカルチャーフィットや、バリューアップアプローチのフィットが重視されます。バリューアップというと大抵、「経営陣を変える」「マーケティングを変える」「プロダクトラインを合理化する」「海外進出をサポートする」などと説明されていることが多いですよね?しかし大切なのは、その実態と神髄を知りながら議論することです。業務内容に関しても、「LBOモデルを作る」「ドキュメンテーションをする」「レンダーと交渉する」等では、何も語っていないに等しいのです。 続きを読む

プライベートエクイティ投資先オペレーティングパートナーとしてのキャリア選択!

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プライベートエクイティ業界でのキャリアは、投資プロフェッショナルだけではありません。ディールメークの段階から、投資後にどれだけ業績を伸ばせるか、価値を高められるかが重要になっている昨今、投資先のバリューアップ専任担当であるオペレーティングパートナーは、成功すればリターンもやりがいも、投資チームをはるかにしのぐことも。PEでディールメークではなく投資先の経営に専念したい方は、PE投資先の経営陣に入るという選択肢も検討してみましょう。 続きを読む

PE転職志望者様へ:なぜ、いまバイアウトファンドなのか、わかってますか?

プライベートエクイティファームというと日本の場合、たいていはバイアウト戦略ですが、転職後は「なぜバイアウトファンドの資金を受け入れるべきなのか」を企業オーナーに、また「なぜバイアウト投資なのか」をLP投資家に説明できなければなりません。そんな中、なぜそれに意義があるのかを説明できない業界への転職面接に臨むのは、極めて準備不足ともいえるでしょう。以下ではプライベートエクイティファンドでの面接で、誰でもいえる浅薄な話で終わらないよう、なぜバイアウト投資なのかを論じる上での、深い背景を解説致します。 続きを読む

PEファンド転職後のパフォーマンスレビュー基準説明~仕事がデキる人の特徴とは?

プライベートエクイティ転職後に、社内で”評価”される人は、どのような人なのでしょうか?逆に内心馬鹿にされている人は、何をしているのでしょうか?プライベートエクイティ転職後に活躍し、パフォーマンスレビューで高い評価を受けるには、そもそも「どのようなポイント、評価軸」で評価されるのか、その物差しを知っておく必要があります。PE転職に向けた面接対策の前に、そもそもどのような基準と思想で転職後の評価がなされるのかを知っておきましょう。

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コロナショック時にプライベートエクイティ転職を目指す人が絶対知るべき3ポイント

2020年初頭のコロナショックで、12年という超長期のブルマーケットに終止符が打たれました。多くの企業が採用をフリーズするなか、プライベートエクイティ業界に目を向けると、ファーム毎に大きく明暗が分かれる展開になっています。とあるファンドは2020年初頭までの高すぎるバリュエーションで買い込んだポートフォリオのマークダウンに苦しみます。反面、ブルマーケットでエグジットと次号ファンドレイズに成功したファームには、大きな機会が訪れます。その実態を、以下に解説いたします。

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PEファンド転職必須知識=日本のプライベートエクイティファンドの仕組みとは?

プライベートエクイティファンドへの転職を志望される方が、意外と基本的な仕組みや用語を正確に理解されていません。たとえばLP, GPの違いやマネジメントフィーの仕組み、代表的な資金属性、LP投資家への優先リターン、PEファンドが投資家に約束する目標リターン等々、正しく理解されているでしょうか?転職面接前に知っておきたいPE業界の基本事項をおさえるべく、プライベートエクイティファンド運営の基本的な仕組みを解説します。

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プライベートエクイティファンドの上場が、メッチャ嫌われる2大理由とは?

プライベートエクイティファームの上場は、一般的にはLP投資家に嫌われます。これは、PEファーム自体への投資家と、PEファームが運用しているPEファンドへのLP投資家のベスト・インタレストにコンフリクトが生じるというのが、最大の理由です。たとえばファンドへの投資家としては、もっと保有期間を長くしてエグジット価値を高めたいけど、上場株への投資家としては短期的なリターンが欲しいので早く投資先を売ってほしい場合等々が、典型的なコンフリクトのパターンです。以下ではその実態を詳細に解説致します。 続きを読む

2024年末プライベートエクイティ転職機会が急増中の意外な理由とは?

インフレ高金利続き戦争などで世界のプライベートエクイティ業界のエグジットが冷え込む中、日本のプライベートエクイティ業界はエグジットとファンドレイズが順調に進み、ファンドレイズに成功したPEファームは積極的に採用しています。トランプ再選でヨーロッパは低金利、アメリカは高金利に向かうと思われるなか、セクター次第ではM&A、プライベートエクイティ投資環境が好転し、ファンドレイズが再び活況を呈してきました。他方コロナ局面でライトオフが複数生じたファンドは、資金調達も投資も採用も下り坂で、退社も続出です。

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