投資戦略

プライベートエクイティファンドのランキング~絶対知るべき基本とは?

プライベートエクイティファンドのランキングは、リターンや指標、案件数、社員数など、誰のための、何を基準にした順位かで大きく変わってきます。例えばプライベートエクイティランキングの目的がLP投資家による投資先選定であれば、トラックレコードやチームの経験、サイズ、安定性などが重視されます。しかし個人が転職すべきPEファンドを選定する際は、案件数やキャリー分配、また投資戦略の中身の比較が基準になるでしょう。本コラムは複数のPEファンドを渡り歩いてきた、現役のPEプロフェッショナルが執筆します。

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プライベートエクイティ転職面接で、なぜ他のファームでなく弊社?”と聞かれたら?

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PE業界の面接でもつきものの、”なぜ他社ではなく、うちのファームを志望するのか?”という質問。そもそもPEの業務内容もよく知らないのに、各社の戦略の特徴やカルチャーの違い、自分とのフィットなんて、知らなくて当然です。しかしながら、たいていのPE転職志望者が的外れな回答をしてしまうからこそ、ここで「よくそんなことまで知っとるね。。。」という深い洞察を披露することが、大きな差別化に繋がります。以下ではPE各社の特徴を理解するための3大ポイントを解説致します。(写真はPE転職徹底対策テキストより抜粋) 続きを読む

プライベートエクイティ転職面接で、「どんなバリューアップしたい?」と聞かれたら

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プライベートエクイティファームでの面接では、各ファームとのカルチャーフィットや、バリューアップアプローチのフィットが重視されます。バリューアップというと大抵、「経営陣を変える」「マーケティングを変える」「プロダクトラインを合理化する」「海外進出をサポートする」などと説明されていることが多いですよね?しかし大切なのは、その実態と神髄を知りながら議論することです。業務内容に関しても、「LBOモデルを作る」「ドキュメンテーションをする」「レンダーと交渉する」等では、何も語っていないに等しいのです。 続きを読む

プライベートエクイティファンド転職時の逆質問で、やめてほしい質問とは?

プライベートエクイティファンドへの面接では、他の業界への面接同様、「なんでも聞いていいよ」というタイムがあります。時には1時間の面接の半分以上が、質問タイムになることも。そんなとき、退屈な質問ランキングトップ3とは、どのようなものでしょうか?結局多くの人が聞いてしまう、ありきたり質問集を解説致します。

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独立して自分のプライベートエクイティファンドを創設するための5大条件とは?

プライベートエクイティ業界での一丁上がりとは、人の定義とPEキャリアに求めるものにもよりますが、総じて”雇われパートナー”ではありません。自分のファンドを創設し、大きく育てることを目指す人も、数多く存在します。あなたがカーライルのアジアヘッドだったとしても、ローンスターのMDだったとしても、モルガンスタンレーPEのヘッドだったとしても、自信があればあるほど、一国一城の主を目指したくなるものなのです。私はLP投資家の立場で上記の新興PEファンド独立に携わったことがあり、その特徴を解説します。

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CLSAキャピタルへの転職:第三次PE黄金期到来と、完全独立への道筋

日本有数の歴史とトラックレコードを誇る、CLSAキャピタルパートナーズ。4号ファンドをわずか4か月で調達完了し、募集金額の3倍に迫る需要を積み上げた。国内最高水準のリターンを連続して達成する中、CLSAグループからの独立も決まった同社は、中長期的にファームの経営を担っていく優秀な人材を積極採用している。同社への転職後の“ボディオン”とも呼ばれる業務内容の実態とは?圧倒的リターン実績を背景にした、独立への道筋とは?そして気になるLBOモデルテストのポイントとは?代表パートナーの清塚徳氏に伺った。 続きを読む

プライベートエクイティ業界転職前の基本知識〜業界マップとファンドの選び方とは?

2024年11月現在、プライベートエクイティ業界にはどんなファンドがあり、どう選べばいいのでしょうか?日本PE協会の50社程度の中には独立系・キャプティブ系、外資系ファンド、リージョナルファンド等多様なプレーヤーが参画していますが、以下では日本で投資活動を行う有力プライベートエクイティファンド運用企業一覧と、PE業界転職先の選び方5ポイントを紹介いたします。(全て現役のPEトップファーム勤務者が執筆!)

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プライベートエクイティファンドの選び方の基本4大ポイントとは?

2023年現在、ファーストタイムファンドのDキャピタルが300億調達を実現するなど新規ファンド組成が相次ぎ、プライベートエクイティファームの数も随分と増えました。そんな中、プライベートエクイティファームへの転職を希望する方は、どのような基準で選ぶのが良いのでしょうか。基本的な根底にあるのは、LP投資家がPEファンドを選定するときと共通するポイントがあります。以下にその詳細を解説いたします。

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