2020年初頭のコロナショックで、12年という超長期のブルマーケットに終止符が打たれました。多くの企業が採用をフリーズするなか、プライベートエクイティ業界に目を向けると、ファーム毎に大きく明暗が分かれる展開になっています。とあるファンドは2020年初頭までの高すぎるバリュエーションで買い込んだポートフォリオのマークダウンに苦しみます。反面、ブルマーケットでエグジットと次号ファンドレイズに成功したファームには、大きな機会が訪れます。その実態を、以下に解説いたします。

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