
自分にとっての適職診断は、自分にとって大切なキャリア選択の軸を知ることが先決です。しかしそのためには自分の価値観を理解している必要があります。往々にして、自分の価値観だと思っているモノや
適職診断の軸とは?自分にとって大切な軸(基準)を知ることが大切
人によって適職診断の軸は違う
幸福なキャリアを歩んでいる人は、2タイプいます。まずはどのような環境でも驚異の適応力で自分を合わせられるタイプ。ストレス耐性も高く、人当たりもよいので、どんな職場でも重宝される人です。しかも「承認欲求に踊らされて可哀そう」というわけでもなく、そんな自分を心底楽しめてしまう人が存在するのです。
ただ大半の人は、こうはいきません。そこで重要なのが、自分にとって大切なキャリア選択の軸を知ることです。軸を知るのは実に難しく、30代、40代になってもまだよくわかっていない人がほとんどなのではないでしょうか。
20代の時は、社会に貢献できて、国に貢献できて、優秀な同僚が存在して、成長カーブが高い仕事などと言いがちです。
しかし30代、40代になると、自由で、自己効力感を感じられて、ワークライフバランスが尊重されて、子供に最高の教育を提供するために十分な給与を重視するようになります。(もちろん、個々人の資産状況によりけりですが。)
もちろんこの軸の中身や組み合わせは人によって異なるのですが、総じてFreedom(自由)Flexibility(時間的・空間的フレキシブルさ)Financial(お金)Efficacy(自己効力感)Community(会社の同僚や上司と良好な関係を築いているかどうか)などが重要になってきます。
どの軸がどれくらい重要かは個々人の経験や価値観により変わってくるため、一概には言えません。しかも同じ人でも状況やタイミングにより変化します。だからこそ、不断の自己分析が重要になってくるのです。